養蜂日記

森ガール

近年森ガールという概念が若者の間で浸透しているらしい。

聞いた話だと森に居そうな女の子を指す言葉らしい。

グーグルで画像検索を行うと・・・・本当に森の中でこの格好で大丈夫なのだろうか?と心配になる服装が出てくる。

何故こんな話をするかと言うと先日後輩の元農大生の森ガールが私の養蜂場に来たのだ。

養蜂場にユリノキを植林しようと思っているが去年植え方がわるく枯れてしまい困っていると話すと、植林なら任せておけと言わんばかりに手伝うと言ってきたこの二人。↓

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二人共農大森林学科卒です。見よ!二人共長袖長ズボン長靴という完全防備である。

森に入るときはヒルやダニの心配があるためこういう格好で作業しましょう。

学校で4年も森について学んできただけあって瞬時に手際よく植林していく。

そして二人共木を植え終わると東京へさっさと帰ってしまった。

木を植えるためだけに車で三時間かけて千葉県最大の秘境(例えばテレビの電波はもちろん入らない)と呼ばれる私の養蜂場まで来るのだから森林学科の人間の森に対する情熱に感心せずにはいられない。

やはり森ガールというやつは森を愛し、歩きにくい森の中でも縦横無尽に走破可能で、環境が乱れに乱れまくっている日本の山を再生しようという意気込みと行動力をもった彼女たちの様な人々を指すべき言葉であると私は思う。

私のような先輩でも助けてくれた二人の後輩に最上級の感謝をしつつ。とりあえず、植えたユリノキがすくすくと健康に育ってくれることを祈る。

ゆりのき

最後に、これはどうでもいいことだが「森ガール」という言葉は森の妖精みたいな格好を指す言葉であり、実際に森で作業する格好を指す言葉では無いらしいことをここに記しておく。

 

 

 

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