なんで巣箱を自分で作るのか

普通、養蜂家の多くは巣箱を業者から買っています。

一箱7000円もする箱を業者から買うのはかなりのコストなのですが、色々と事情があるのです。(自分で作ると巣箱一箱1500円程度)

まずは技術。正直、巣箱を作るのにはそこまで繊細な木工技術は必要ないのですがいかんせん高齢化が進んでる養蜂業界の中では80歳を超えている人がかなり多く、知り合いの養蜂家も言っていましたが老眼では一瞬でも手先が狂えば指の2、3本が簡単に吹っ飛ぶ電動ノコギリを使った作業はきついものがあります。

次は場所。やはり養蜂を本格的にやるとなると30群以上は蜂を飼いたいところ。しかしそのためには60箱以上の箱が必要になります。となると普通の民家では箱の保管場所だけでいっぱいいっぱいになってしまい、巣箱を作るスペースなど到底取れないのです。

次は騒音。電動ノコギリはかなり大きい音を出す機械です。そうすると住宅街では騒音による苦情がきてしまいます。

次が廃棄物。木を切るとかなりの量の木材屑が発生します。下の画像は巣箱10箱分を作った際の木材屑です。

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これだけあると処分するだけで一苦労です。というのも一応産業廃棄物なのでゴミ収集車が持って行ってくれないんです。幸い、私の家は無駄に広いので庭で落ち葉や庭木の剪定した枝と一緒に燃やしてしまっています。

詰まるところ、私が自分で巣箱を作るのは家にでっかい作業場があるからというだけの話です。