#3 ミツバチの越冬について
<1月28日のコラムに続きます>
凍えるような寒さから打って変わり春を感じさせるような暖かな日、給餌を行いました。ミツバチの餌は砂糖水です。一つの巣箱に3000から5000ほどのミツバチがいるわけですが、彼らの生命を維持するために一つ一つの巣箱に砂糖水を補給して回ります。
とても残念なことですが、厳寒の日に元気だったミツバチの一群(ひと箱)が死んでしまいました。雄紀によると、他の群の働きバチが餌を奪ったのではないかとのことですが、もしかするとその一群は働きバチの数も多く、彼らが勢いよく営巣活動をしていたので、結局、餌不足も考えられるとのことでした。それを踏まえての急遽給餌となったわけです。このような悲しいことが再発しないために、雄紀、隆一は失敗から学ばなければなりません。
養蜂を営むということは、あくまでも自然が相手なので、繁忙期でなくても考えることは多く、春に向けての準備と養蜂場のメンテナンスは欠かせないということが良くわかりました。齊藤克明(父)
つづく